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Column|前撮り・フォトウェディングの準備と撮られ方♬ 【ロケーション編】  2020年03月20日

ウェディング写真において 『結婚式当日』 はドキュメンタリーシーンがたくさん。
スケジュールに則って進行したり、予想外のシーンで親やゲストとのやりとりが発生したり
コントロールできない表情の写真は、あとで見返すとそれにもまたドラマが詰まっていて
楽しく貴重なもの。

でも、だからこそ、『撮影のためだけ』の 前撮り や フォトウェディング では
二人の写真映りにこだわりたい・可愛い写真がたくさん欲しい!というプレ花嫁さんも多いのでは?

 

旧古河邸のサンルームでフォトウェディング

紅葉美しい花畑記念庭園で日本庭園ならではのフォトウェディング

せっかくの、『撮影のためだけ』の機会。
どんな撮られ方を意識したら、どんな準備をしたら より満足度の高いものになるのでしょう?

 

 

《ご自身でのご準備》

撮影当日のご自分たちが過ごしやすい環境を想像して整えることも大切です。
・食事や睡眠をしっかりとって、体調よく
・着付けの際に、過度にゆるく着付けてもらわず、大丈夫な範囲でしっかり紐を結んでもらう
・汗を吸う肌着や寒い季節は保温性のあるものを下に着て、外での自分たちのコンディションもイメージして準備を

他にもご自身の準備でうっかりして、直前に慌てがちなのが
・ヘアカラーや髪色の調整
・新郎様のヘアカット
・ハンドケア、ネイルケア
など。
和装は衣装で隠れる部分も多いから、写るところには気合を入れて準備できたらいいですね。

 

お衣装・タイプ別に詳しくご紹介していきます。

 

【和装前撮り|和装の花嫁姿を素敵に残したい!】

当日は諦めてしまう人も多いぶん、前撮りでは「和装」が一番人気。

でも、普段の洋服とはかなり違う、重そうな「白無垢や色打掛」で

・自然体なふたりの笑顔

・凛とした佇まい

など目指していくのは大変そう・・・

 

いえいえ大丈夫(^^)

着付けがしっかりできていたら身体全体で着物を支えるから、案外重くはないんです。

お衣装での負荷が少なければ 撮影を楽しめ、いろいろなポーズに挑戦できます。

 

白無垢での和装前撮りは後ろから抱きしめる愛情たっぷりのポーズもおすすめ

 

ヘアメイク、着付けを済ませて、いざ撮影場所へ。
カメラマンからも、立つ場所や身体の向き、目線の指示などありますから
あまり心配しなくてOKですが、自分で気を付けるべきところとしては・・・

 

《足元》
ついいつもの立ち方でつま先が開いていた というのはよくあります。
かかとは開いてもつま先はついている形で、さらにどちらかの足をほんの少し後ろに下げる
と、たおやかで慎ましい、和の花嫁姿にしっくりきます。

 

白無垢の和装前撮りでは、新婦のつまさきはしっかり揃えて慎ましく

 

色打掛の和装前撮りでは、新婦のつまさきは揃えて慎ましく

 

《姿勢》
ウェディングフォトの撮られ方といえば、まず挙がるのが「姿勢」。
肩を開いて、頭の上から引っ張られるように…はよく言われるワードですが、色打掛や白無垢だと背中に帯山があり胸の上に補正を入れることも相まって、反って見えてしまうかも。

すっと背筋をまっすぐに、そのあとは肩が上がっていないかを意識して首がすんなりと長く見えるようイメージします。
着物の重さが肩〜背中にかかり 首が前に出てしまいやすいので、横から見た時 肩 と 頭 と 首 が一直線になるよう、上半身の重心にも気をつけて。

 

色打掛の和装前撮りでは新婦の姿勢は背筋をまっすぐ上から引っ張られるように

 

 

《手元》
裾を持つポーズの時には、右手のひらを上にした状態で下から着物をつかみ、自分の方へ手を返して
親指以外の指を着物で包むように持ちます。
左手は指先を揃えてそこに添えます。

 

打掛の持ち方は、右手のひらを上にした状態で下から着物をつかみ、自分の方へ手を返して 親指以外の指を着物で包むように

 

和傘を持つ時もお顔のそばの手元は目立つから、傘の柄をふんわり両手で支えるイメージで。
この時も体を丸めず、すっと胸と背中を伸ばして肩を上げないように気をつけましょう。

和装前撮り定番の和傘のポーズは、両手でふんわりと支えるイメージで

 

手をつなぐ、手まり風ブーケや扇子を持つ、正座して両手をつく・・・和装のウェディングフォトって
いろいろなポーズで手元が登場しますね。
着物や髪飾りの色に合わせて、ネイルも少しおめかししておくのが良策かも。

 

《かしこまりすぎない和装前撮りに使える小物》
近年、フォトフロップスや手作り小物のご用意で、かしこまっていないポップな和装のポージングも多彩。

たくさん持ち込みすぎると、アイテムは違うものの同じようなカットが多くなったりもするので、ほどほどがおすすめだけれど
置く・持つ以外の使いかたもできるもののほうが
ポーズのバリエーションだけでなく、表情も出やすくなります。

手作りの夫婦扇子で桜ロケーション前撮りを華やかに楽しく

手作りの寿スタイルの赤い糸で和装前撮りを楽しく

お持ち込みのビールで前撮り中にも楽しく乾杯!のポーズ

趣味のカメラをお持込で前撮りをもっと楽しく自分たちらしく

【ドレスで前撮り|挙式日では撮影できないウェディングフォト】

挙式や披露宴・会食でもドレスをお召しになる場合、ドレスでの前撮りは『結婚式当日では撮れない写真』
が欲しいもの。

ポイントは
・スタイリングとロケ地のチョイス
・前撮り後撮りならではの表情、ポーズ
でしょう。

東京国立博物館の荘厳なステンドグラスにも映える豪華な生花ブーケをお持込でのフォトウェディング

 

《スタイリングとロケ地のチョイス》
挙式披露宴では、やはりセレモニー感のあるスタイリングを意識してしまうので
前撮りでは少し違ったテイストの花嫁さんになるのもおすすめ!

 

海や花畑、公園など自然の中での撮影なら、ナチュラルなドレス&ブーケでキメすぎない花嫁スタイル。
ウェディングドレス&タキシードではなく、白ワンピ&白シャツ+チノパンなどのカジュアルダウンが似合う
ロケ地もありそう。
長すぎないドレスや、くるぶし見せのロールアップ
お揃いのスニーカー、デニムをプラスする、カラフルな小物を取り入れて…などアレンジ多彩。

 

お揃いカラーの小物を取り入れて、フォトウェディングコーディネートに個性を出そう

 

帽子やワンピースを組み合わせたカジュアルなコーディネートが森の中のロケーションにぴったり

 

 

洋館・博物館では、たっぷりレースのドレスとロングヴェールで憧れのクラシカルスタイル や
階段で映えるロングトレーンをチョイスするプレ花嫁さま多数。
フォトウェディングでも根強い、人気の組み合わせです。

壮大な博物館ではたっぷりしたベールや長いトレーンが抜群に映える

クラシカルな洋館でのフォトウェディングならたっぷりしたロングベールやたっぷりしたトレーンの贅沢感が抜群のコンビネーション

 

ナイトフォト@東京駅や、韓国・ヨーロッパでのフォトツアーも大人花嫁の支持を得て人気。
ダウンヘアで自然体かつ余裕を感じるウェディングスタイルに、非日常の開放感も手伝ってリラックスした表情、そこにしかないセットや景観を活かしたカットも!

 

大人気のナイトロケーションを丸の内イルミネーションで気軽&ドラマティックに

大人気のナイトロケーションを東京駅で気軽&ドラマティックに

 

撮影用のお支度&ロケーションでとなれば、振り切ったチョイスもしやすく、撮られたいイメージも固まりやすいでしょう。

 

【ロケーション撮影での撮られ方って?】

《一緒に作るスタッフたちとのコミュニケーションも大事》
ロケ地を活かしたポーズや画角は熟知した撮影コーディネーター、ヘアメイク、フォトグラファーたち。

彼らと、どうしてそのロケ地を選んだか、お二人のお好きなイメージを伝えて共有してもらうことができると
プラスのアイディアやお二人用のアレンジも期待できるので、気負わずにいろいろ話してみては。

 

美女と野獣のようなカクテルドレスの花嫁に真紅のバラのブーケをプレゼント 東京国立博物館表慶館のロイヤルな空間でふたりだけのフォトウェディング

東京国立博物館のイスラム風モザイクタイルの部屋でクラシックでエレガントな大人のウェディング

 

ロケーションを入れ込みながら、お二人が“そこ”にいる写真 を撮影していくと
人物サイズは おのずと小さくなることもありますし、シルエットや後ろ姿などでもお顔の見えないカットになる場面はあります。
そのような写真では、二人の距離や顔の向き、姿勢、つなぐ手や 二人の重心なんかが
二人の気持ち、神聖さやハッピー感、可愛らしさを語ります。
照れずに、体全体で「大好き!大切だよ!」と伝えるつもりで、ちょっと濃いめに表現してください。

 

いつもよりちょっと大げさなポージングがフォトウェディングらしい「ふたりのハッピー」を語ってくれる

人物サイズは小さくてもお顔が映るのなら、多少表情のデフォルメ(強調表現)を加えるくらいでも、
仕上がりで見たときにちょうどいいはず!

 

いつもよりちょっと大げさなポーズがウェディングらしい「ふたりのハッピー」を語ってくれる

 

ちょっと照れくさいポーズもフォトウェディングの日なら大切で愛しい思い出に

 

《無理していない表情になるコツ》

自然なシーンでも、あくまでも片隅に “撮影されている”ことを忘れずに、特殊とも言える撮影中の雰囲気や
シチュエーションを楽しみながら、

お互いを褒めあって嬉しい自然な表情が出るようにしてみてください。

 

貸し切り洋館での二人だけのフォトウェディングでリラックスした自然な笑顔を

 

紙風船で遊びながらなら和室での和装前撮りもカジュアルで自然な写真に

 

照れた表情の写真もふたりだけのフォトウェディングの思い出に

 

 

ポーズや体の向きの指示があって、そこに違和感や自分たちらしさがないと感じたら
「自分たちだったら、こっちかも」と、より自然な体勢、好きな雰囲気に変えていってももちろんOK。「一緒に作る」ベクトルも、撮影を楽しめる要素になるはず。

目線が上の場合は、瞳にキャッチ(光の反射)が入りやすいので
ふとした表情や、芯を感じる強めの表情など、あまり笑っていないお顔でも素敵。

 

和装前撮りではしっとりとした表情も素敵

 

華やかな洋館のフォトウェディングでも敢えて目線を外したポーズも取り入れて

 

目線を下げているポーズや二人で見つめ合うポーズなら、口元は笑顔に。
大きなお口を開けての笑顔でなくても
ほおの筋力を使って口角はぐんと引き上げて。
普段口角が下がり気味の方は、ほっぺの筋肉を鍛えるイメージで
ほおから笑う練習をしておくといいですね。

 

日本庭園での和装前撮りでも寄り添う二人の温かい雰囲気が素敵

 

花嫁の可愛らしさが際立つ白無垢でのフォトウェディング

 

いつもの二人っぽく! もいいけれど、せっかくの機会ですから 少し欲張って。
撮影中は、新郎新婦お互いのコミュニケーションを忘れてしまいがちだけど
「クールビューティいってみよう」「次は変顔する?」なんて、相談しながら息を合わせて
いろいろな表情・雰囲気の写真にチャレンジして、楽しみましょう。

 

和装前撮りでもいつもの二人らしいリラックスした笑顔

 

バラの庭で優しく抱き合う新郎新婦の二人だけの世界…

 

東洋随一の大邸宅・旧前田侯爵邸でもリラックスして二人らしいフォトウェディング

 

いかがでしたか?

前撮り後撮りでも、フォトウェディングでも、

撮影を体調よく迎えて、信頼できる撮影チームと協力しながら

楽しんで自分たちらしく撮影できたら、きっと素晴らしいウェディングフォトになります。

 

ここにご紹介した内容も良かったら参考にしてみてください。

 

See you next time.